117の症状



 117の症状は次の通りでした。

症状

初期症状:エンジンが低回転時バタ付き始める
     だんだん間引くようになる

中期症状:時々ガス欠のようにプスプスッとアクセルが効かなくなるが
     数秒で元に戻るので何とか走り続けられる

後期症状:ガス欠のようにアクセルが効かなくなったまま元に戻らなくなってしまい
     エンジンも停止するので停車せざるを得なくなるが、キーを回しエンジンを
     かけ直すとまた走れるようになる
     エンジンは突然止まる場合もあるが、間引きながら止まる場合もある
     そんな時はアクセルを踏み込んでやるとしばらく息を吹き返すこともある

末期症状:一度止まってしまうとエンジンをかけ直しても動かなくなってしまう
     いったん吹きあがってもすぐにストトトトンと止まってしまう
     終いにはカツカツというだけでエンジンがかからなくなる
     それを長時間繰り返すとバッテリーが上がってしまいそうになる

問題のエアフロメータ

1998.06.07 取り外したエアフロ
[Image]  [Image]

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specification

車名いすゞ117クーペ
型式C−PA95
原動機の型式G180
重量1070kg
長さ431cm
160cm
高さ132cm
排気量1.81リットル

メンテナンス状況

・1998.06.20 この日時点で350km走ったが、今のところ正常である。

・1998.06.06 エアフロの交換を2回行い、2つ目を換えたところで動いた、という
       ことで、引き取る。
       <工場の説明>
        ・プレッシャレギュレータなど燃料系は一応調べたが、問題はなかっ
         た
        ・関係するコネクタもチェックしたが接触不良はなかった
        ・コンピュータについては、正常に動くことが確認されているものに
         交換してみたが動かなかったので、問題の候補からはずした
        ・原因となる部品をエアフロに絞り、交換して(1つ目)みたが、そ
         れも動かなかった
        ・元からついていたエアフロと1つ目のエアフロは、ポテンショメー
         タの抵抗値が基準値からずれていたことがわかった
        ・別の(2つ目)のエアフロを手配して交換したところ正常に動いた
        ・1つ目のエアフロをもう一度つけてみたが、やはり動かなかった

       以上のことから、原因は「エアフロの抵抗値がずれていたため」と断定
       した。

       <説明に関する疑問>
        ・エアフロの抵抗値に問題があるとすれば、なぜ昨年末までは正常に
         動いていたのか
           元からついていたエアフロは、1996.03に交換しているのでそ
           れ以来2年弱は動いていた

        ・抵抗値のずれは、いかにして起こりうるものなのか
           急にずれるということは構造的にあり得るのだろうか
           解体してみる限り、接点を支持するアームはねじ止めされてお
           り、その上から接着剤が山盛りになっているので、スライドア
           ームがずれるとも考えにくい
           この状態で抵抗値がずれるとすれば、抵抗器自体の抵抗が変化
           したということなのか
           しかし、抵抗器の両端で測定した抵抗値は基準値の範囲内であ
           ったとの説明も受けている

        ・今後また止まらないという保証はあるのか
           元からついていたエアフロが突然機能しなくなったように、こ
           の2つ目のエアフロもいずれ機能しなくなるのだろうか
           抵抗値がずれる原因が分からないままでは常に不安を抱えてい
           なければならない

        ・今度止まったら、抵抗値をあわせてやれば動くものなのか
           原因が抵抗値にあるならば抵抗を変えてやることで応急的に対
           処できると考えられるが、工場ではその検証をしていない

・1998.04.11 以下の交換を行い、動くようになったということなので動かしてみたが
       14kmほど走ったところで止まった。再びいすゞの工場へ。
       ・燃料ポンプ
       ・ポンプのリレー
       ・オイルフィルター

       連休前ということもあり、代車を無償で借りる。

・1998.03.06 いすゞの工場内でエンスト再現。近々原因究明に取りかかるとのこと。

・1998.02.07 試しに乗ってみたがやはりエンスト。エアフロの蓋が思うように
       取れず、自力での復旧を断念。エンストを繰り返しながら市場通り
       まで移動。再度いすゞ入院。

・1998.01.28 再現せず引き取るがしばらくしてエンスト。何とか自宅に戻る。
       可能性としては以下の4点
       ・エアフロメータ
       ・オイルポンプのリレー
       ・オイルフィルタ
       ・コンピュータ

・1998.01.17 引き取るがしばらくしてエンスト。再度いすゞへ

・1998.01.05 いすゞ(1998.01.17まで)
       ・スロットセンサー交換
       ・左フェンダーミラー交換

・1998.01.04 エンジンが度々エンストする。バッテリーが上がったわけではなさそうだが。

・1997.12.30 エンジンが低回転時安定しない

・1997.12.16 タイヤ4本交換 
       BS「B70」175/70−13(鎌ヶ谷オートバックス)

・1997.11.30 予備バッテリー購入(鎌ヶ谷オートバックス)

・1997.11.24 スモールを消し忘れバッテリーを上げる。
       その場でバッテリー交換。

・1997.10.23 いすゞ(1997.10.25まで)
       ・ヘッドライトを見てもらったが不点灯再現せず。「異常なし」として引き取る。

・1997.10.19 ヘッドライト(ハロゲン)が点かない
       ハイビームにガムテープを貼って走る

・1997.09.27 プレーキランプは玉切れではなかった

・1997.09.21 右のブレーキランプ(2つのうち1つ)が点かない

・1997.08.26 ホーンスイッチ購入(晴海オートウェイブ)

・1997.08.24 クラクションが止まらなくなる。ヒューズを抜いて対処。
       ホーンスイッチの破損と判明。

・1997.07.03 いすゞ(1997.08.01まで)
       ・車検及び24ヶ月点検
       ・ファンベルト、クーラーベルト交換
       ・ミッションオイル、デフオイル交換
       ・左右ヘッドライト交換
       ・タイロッドブーツ交換他

・1997.01.25 バッテリー交換、ブースターケーブル購入(鎌ヶ谷オートバックス)
       いすゞ(1997.01.31まで)
       ・ダイナモ、オーバーホール 25000円

・1997.01.24 品川で走行中バッテリーが上がる。
       友人の車のバッテリーでエンジンを再始動し、2000回転キープで船橋の自宅まで戻る

・1996.12.07 金沢電気
       ・セルモータ交換
       ・アース線交換

・1996.11.26 中野のいすゞ(1996.12.02まで) 
       ・クラッチ交換
       ・後ろのナンバープレート固定
       ・ウインカーリレー交換

・1996.10.27 左前のウインカーランプ交換

・1996.10.10 ホイルのバルブの2重ナットがゆるんで空気が漏れていたので
       締め直してもらった。(夏見のイエローハット)

・1996.08.01 バッテリー交換

・1996.06.29 いすゞ(1996.07.26まで)
       ・遮熱板固定し直し

・1996.03.16 いすゞ(1996.05.02まで)
       ・エアフロメーター交換 アイドリング調整
       ・エアレギュレーター交換
       ・右ドア調整

・アイドリングが不安定。時々低くなる(750回転程度)。

・1996.01.20 藤沢市のオーナーより直接譲り受ける。