4.形式別の特徴(黒枠タイプ)

(1)ディスプレーの回りが黒い樹脂で囲まれている。
丸窓タイプに次いで、形式を見分ける上で最もわかりやすい特徴として「黒枠」がある。これまでに見つかっているのは次にあげる3タイプ。すべてサンデンです。

  
  サンデン CVA-S6D140
  
  サンデン CVA-S6D143
  
  サンデン CVA-N11T190

(2)ボタンの数は6か12
・CVA-S6D140と、S6D143は、2+2+2の6ボタンです。
ディスプレーは上下に2分割されていて、下段に6本配置されている。
140と143とは、ディスプレーの配列や銭入口、つり銭レバーの形状とも同じで、外見上区別は付かない。
しかし、CVA-S6D140は「黄旗」にのみ使われており、S6D143は「レシチン」にのみ使われている。

  
  CVA-S6D140(No.63)
  
  CVA-S6D143(No.282)

・CVA-N11T190は12ボタン。
ディスプレーは十字に4分割されていて、4面に3本ずつ計12本配置されている。
ボタンも多い分操作部分の配列が6ボタンとは異なっている。
S6Dの6は6ボタンと思われるが、N11Tの11はなぜ12ではないのか。デザイン上12ボタンにしたが11セレだったということはないだろうか。